私たち旭洋工業製作所（きょくようこうぎょうせいさくしょ）は富士山のふもと、
緑豊かな静岡県に本社を置き、自動車部品を製造している会社です。
自動車は約3万点以上の部品から成り立っていますが、主に自動車の骨格をなす
ボディー部品を製造しています。
普段目にすることのない部品ですが、走行時の車体のねじれ抑制や、衝突時の乗員
保護、生存空間確保など、走行性能と安全性能においてとても重要な役割を担って
います。

また、受注した部品を製造する為に必要な金型・治具の設計・製作も自社で行って
おり、お客様の要望に対し、丁寧に応えることのできる独自の技術を有しているのが
強みです。

会社の歴史は長く、半世紀以上に渡ります。
安定した経営基盤と独自の技術力、モノづくりへの情熱を礎に、昭和の高度経済成長、オイルショック、アジアの金融危機、リーマンショック等の様々な浮き沈みに揉まれながらも、立ち止まることなく歩み続け、現在69年目を迎えています。
2021年6月宮城県に工場を新設いたしましたが、今後も活躍できるフィールドは広がっていきます。

①２００３年入社社員／男性
　製品により、工程やラインレイアウト、生産にかかる時間などで、
　装置はその都度変わります。
　難しいものもありますが、1つずつ課題を解決していき、設計が完成
　したときは喜びも大きいです。
　また、大きい装置になると部品点数は何百となり、部品図を描くのも
　大変ですが、自分の設計したものが形になると、やりとげた達成感が
　あり、モノづくりの魅力の1つだと思います。
　完成した装置で、日々製品が作られていき、自分の携わった車種を街中　　
　で見かけた時は嬉しく思います。

②２０１１年入社社員／男性
　自分の部署だけで仕事をするわけではありませんので、社内の関係部署
　と協力をしたり、社外の設備メーカーに依頼をかけたり、といった業務　　　
　もあります。
　そういった数多くの業務に携わる以上、どうしても上手くいかない時
　や、話をまとめきれない時というのはあります。
　それらの問題を一つずつ解決していき、その結果生産の始まる溶接部品
　が、日本各地や世界各地に送り出されていく時の達成感は、この仕事の
　大きなやりがいだと感じています。

③２００７年入社／女性
　文系学部卒でCADは未経験でした。三面図の見方やどこに寸法を入れる
　のかなかなか理解できませんでした。何も知識がない私に先輩は１から
　丁寧に教えて下さり、少しずつですが、CADが使えるようになってきま
　した。
　今は、治具を製作する方にわかりやすい組立図を描くよう考えながらや
　っています。
　組立図完成後は、先輩に確認してもらい、１発ＯＫをもらえた時は、と
　ても嬉しいです。
　今後もCADを使いこなせるようにステップアップしていきたいと思って
　います。