日立笠戸重工業協業組合(HJK)は、1970年設立以来、化学機械装置の生産を主として着実に実績を積み重ねてまいりました。これもひとえに各取引先、関連会社様のご愛顧の賜りと厚くお礼申し上げます。
当社は、これまでに各種認可の取得、製造設備の導入などで技術の向上を図りつつ、産業界発展の為、未来につなげるモノ(製品)づくりに努めてまいりました。お客様から”溶接・制作ならＨＪＫ”、”ＨＪＫに発注してよかった。ありがとう”と言っていただけますよう社員一丸となって、これからもモノ(製品)づくりに励んでいきますのでよろしくお願い申し上げます。

　日本の製造業を取り巻く環境は厳しい。国内プラントの新設は少なく、定期補修・改造・増設が多い。相本専務理事は強い危機感を抱く一方で「創業以来積み重ねてきた基盤技術にITなどの先端技術を融合させることで、工場の効率的な運営を実現したい」と話す。取り組みの一環として21年末に初めて、設計や強度計算に利用する目的で３次元CADやコンピューター利用解析(CAE)システムを導入した。また社内データ管理の導入などデジタル変革(DX)も志向する。実現のためには理系出身者の採用が欠かせない。

令和二年度　山口県溶接技術競技会

団体優勝